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2006年12月 1日 (金)

A Case of Identity

いや、まったく、私の、このブログときたら、支離滅裂で、身勝手で貧弱、さすらいの渡り鳥ならまだしも、わざわざここへおいでくださる方にはいつも申し訳ないと思っています。その点、上村昌夫さんの翻訳blogはお勧めです。

先日は、『A Case of Identityの訳題』で私の『同一人物』について、訳文はいただけないが題名は賛成、とおほめいただいた。しかし、喜んだのもつかの間、すぐにそれに反対するコメントが寄せられた。この反対論(その内容については上記リンクを参照していただくとして)そのものは予期していたものであり、それでもこの題はぎりぎりのところで成立するのではと高をくくっていた。ところがさにあらず、浅慮、浅慮、反対論に再反論しようとすると(私はいかなるものに対しても反論などはしたくないのでただ自分の考えを述べるだけだが、それでも)傷口を広げるだけであり、すなわちそうした反対論が予期されるだけで既にこの題名は破綻していたのである。従って、同一人物様には花婿ともどもお引取り願うことになった。ではどうするか--どうせ上手に訳せないなら『消えた花婿』で上等であり、そうしたほうが私も楽であり、先人が考えた末につけた題名はそれなりに妥当なはずであり、また懐かしく読もうという方にはなじみの題のほうがいい。しかし、たとえ六十億人に仲人口をきかれても、一度捨てた花婿とよりを戻すには時間の助けが必要だ。で、とりあえず、暫定題をつけておくことにしたが、あれはどうもねえ・・・

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